ブリュンヒルドは悲嘆に暮れていた。 最愛の恋人が別れも告げずに彼女のもとを去ってから、 このアイスラント城の女主人が日常を取り戻すまでには数日を要したのである。
部屋に閉じこもっているあいだに、いつの間にか地下室にドワーフ(侏儒)が住みついた。 勝手に鍛冶場をこしらえ、今にも仕事を始めるつもりでいるのだ。
しかしブリュンヒルドはこれを追い払おうとはせず、 解読途上の古文書に登場する謎の剣について尋ねてみることにした。 この古文書を発見したのは、かつての恋人ジークフリートであった。
ジークフリートは、「勝利の剣」が記された古文書を発見する
シンドリというそのドワーフは、自分の先祖が作ったという魔剣の物語を語った。 それは「勝利の剣」と呼ばれ、同時に「呪いの剣」が作られた。 神に裏切られたドワーフ族が、2つの剣を取り戻すため、 互いに引き寄せあう呪いをかけたのだという。
「呪いの剣」はシンドリが持っており、「勝利の剣」は彼の兄ブロックの手にあった。 ブリュンヒルドが洞窟を訪ねると、兄は疎遠になった弟に剣を渡したいと申し出る。
ブロックは「勝利の剣」を持っているのが煩わしいという
ブロックから託されて持ち帰った「勝利の剣」を、ブリュンヒルドはたまたま城に逗留していた ハゲネという男に手渡す。旅に明け暮れ、広く大陸の事情に通じたハゲネは、 ジークフリートが名高い剣士であることを知っていた。 そこで彼を探し出し、「勝利の剣」を献上したなら、剣の持ち主は片割れ剣の「呪い」に抗えず、 ブリュンヒルドのもとへ戻ってくるだろうというのだ。
ブリュンヒルドはこれを承諾し、願いを託したハゲネを見送った。
「勝利の剣」をシンドリに渡す
2つの魔剣は互いに引き合うばかりでなく、離れ々々のまま放置すると、 じきに戦火や大災難を引き起こす呪いがかけられているという。 しかし2つの剣がともにシンドリの手中に収まったため、危機は免れた。
「老雄ベオウルフ」
剣をシンドリに渡した後、洞窟のとある家を訪ねると、 古老ドワーフがブリュンヒルドに「ベオウルフと魔槍について知りたいなら、 ブロックに聞けばよい」と教えてくれる。伝説の英雄はドワーフたちのあいだでも語り継がれていた
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- 武術師範の訓え
ハゲネに会う前、あるいは洞窟へ行く前に、城の調練場にいる師範に話しかける。 - 礼拝堂の回想
回想イベント。異教礼拝堂でご神体を調べる。 - 懐の指輪
回想イベント。武器庫奥にある宝物庫で箱を調べる。「懐の鍵」が必要。 - デネの石を買う
礼拝堂でシンドリから話を聞いた後、師範の部屋にいる行商人に話しかけると「デネの石」入手。 - キノコ料理
➀洞窟で屋根の上にいるドワーフの相談に乗ってやる。
➁勝利の剣入手後、家の中に移動したドワーフに話しかける。
➂城の調理場にいる侍女にドワーフの話をする。
➃ドワーフの家へ行き、同じドワーフに話しかけると「ゴルチーニ茸」入手。
➄旅行鞄に侍女が出現。のちのち「3大キノコ」をそろえて持って行くと…?